『戦略読書』とこれからの戦略

本日の学習はグロービスのクラスで使用するHarvard Business Schoolの教科書からHCLテクノロジーズについての考察と、三谷宏治さんの『戦略読書』の序章と第1章80ページです。

相変わらず、Harvard Business Schoolから引用される文献は、読みにくい。何が言いたいのかボカシてきます。一般社会では相手に分かりやすい内容で報告するべきだと思うのですが、文章のほとんどが抽象的でビッグワードの羅列のような理解しにくい内容でした。これをスラスラ読み解ける日が来るとは想像できません。

 グロービス学び放題の中に、『ビジネスパーソンのための読書法概論』というコースがあります。講師の大賀康史さんは本の要約サイト“flier”を立ち上げられています。そのコースで、三谷さんの『戦略読書』に書かれている読書ポートフォリオについて紹介されていました。読書はポートフォリオと年齢・経験を考慮して読むべき本が決まる、とのことでした。

これからの勉強に際し、さっそくflierから『戦略読書』の要約を読んでみたのですが、まあわかりやすい。ものの数分で要約は読み終わります。人の体が食べるものからできているように、人の精神は読むものからできている。

私は職業柄他人には厳しく食事制限を課すくせに、自分の食事はいいかげん。20代のころは多く本を読みましたが内容は記憶のかなた、30代から徐々に読まなくなり、40代に入って数年、今ではまともに本を読んでいません。精神もボロボロです。

作者の三谷さんは、BCGのプロダクトポートフォリオ・マトリックスになぞらえた読書ポートフォリオ・マトリックスの作成を薦めています。2×2のマトリックスにビジネス度・基礎度でセグメントに分けて、キャリアステージごとに読書戦略を考えます。

私は社会人になって17年目ですが、特殊な職業のため著者の考えとは異なるポートフォリオになりそうです。これまで長らく勉強してきた医学書のほとんどは名著でも通読するタイプのものではないですが、ビジネス基礎(カメ)に当てはまるでしょうか。定期医学雑誌や論文はビジネス応用(ウサギ)といったところに落ち着きそう。すると、今読んでいる『読書戦略』は非ビジネス基礎(リュウ)?MBAの勉強はカメかリュウか…。

職業柄カメやウサギが大切なのは十分に承知していますが、自分を変えるための勉強ですので、MBAの勉強にややシフトした内容にします。MBAの勉強はカメ側のリュウ(ガメゴン)にしておきます。明日からはガメゴン、ウサギ、ちょっとカメ…です。

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