部下からの勉強会

 本日も大したことはできず。日々の仕事を終わらすのみ。

 10月から新しいメンバーで特殊な勉強会を開始しました。『この1週間で学んだことを、医学分野から1つ、医学以外から1つ、それぞれ5分以内でプレゼンする』です。今日は2名の部下が、『透析患者の栄養管理』『おいしいシャインマスカットの購入法』、『腎不全症例の利尿薬の使い方』『日本で一番選手が多いプロスポーツの面白さ』について発表してくれました。

 日本で一番選手数が多いプロスポーツ、部下が言うには競輪だそうです。競輪ってスポーツなのか?と思いながら部下のプレゼンを聞いていましたが、まあなんというか、われわれ素人には理解不可能な内容を必死で訴えてくる。5分どころか10分以上…熱心に語っていました。私の頭に入ったのは、競輪選手もレース中は必死だと言うこと(当たり前か)のみ。

 プレゼンとは、聴き手のためにある、聴き手の心を動かし、聴き手に実際に行動させる。もはや真髄のように感じてきました。

 明日は私の番、プレゼンについて頑張ってプレゼンしてみよう。

精神の波と写真挿入

 土日月と3日間、ブログの更新が滞りました。毎日続けるのがどれだけ大変か、よく分かります。読書も進んでいません。

 土日は仕事に加え、Webでの面談、大切な仲間と食事。日曜日も一日中仕事。月曜日はビジネス・プレゼンテーションの第1回目講義、本日は人材マネジメント第1回目の講義でした。以前から勉強しなければ…と焦っていても、なぜか手につかない講義の予習。講義開始3-4時間前から急激に開始し、ある程度理解してから講義に挑むも玉砕。考えが足りなさすぎる。

 グロービスMBAの先生も受講生も真剣で、私のように中途半端な態度で臨む人は誰もいません。昨日も、本日も、ボッコボコでした。

 また、(いつも長い医療業界での生活を理由にしてしまいますが、)私の考え方はかなり異質なものでした。自分中心の考え方であり、『世の中はどのように考えているのか』という観点がすぐに出てこない。講師からの質問『~~について、この会社の役員はどう考えますか?』という質問でも、他の受講生は役員の考えを述べるのに対し、私は私自身の意見を述べるのみです。他の受講生が社会全体からみた考え方を示すのに対し、私はやはり私自身の考え方を示してしまいます。

 勉強しながら、とことんまで突き詰めて予習をするしかない、書物から知識と経験を身につけるしかない! と考えていますが、診療に加えて論文作成、査読、研修医関係など、他の仕事に追われることを理由にだらだらと行動を起こさない自分がいます。

 後悔先に立たず、なのにできない。40歳を超えて数年、全く成長していません。40歳は不惑と言うそうですが、戸惑ってばかりです。負けてられない、頑張ろう!と思っても…時間とともにその気持ちが落ちていく。燃え上がったやる気はすぐに鎮火。

 自己を暗示にかけるしかないか??

 でも食事は美味しかった。メンタルが低下していた週末、このときだけは幸せでした。

 さ、がんばろ。

ビジネス・プレゼンテーションの学習6

 だらだらと時間が過ぎ、もうすぐ『ビジネス・プレゼンテーション』の講義が始まります。シラバスを読むと講義開始2日前にスライドを提出するとのこと。あら、ヤバい。一つの講座を受けるのに12万円以上、6回で割ると1回当たり2万円以上も払って講義を受ける。ちゃんと利用して力をつけないともったいない!

 しかし、一発目からスライドを提出です。思ったよりスピードが速い。でもたった6回しか講義がないのですから、プレゼンする練習がメインなのにスライドがないと。前回の『たいていのことは20時間で学習できる』(ジョシュ・カウフマン著、日経BP社)に書かれていた「スキルを身につけることと、学習するというのは異なる」という言葉が胸に響きます。

 本クラスを受講する理由は、プレゼンテーションのスキルを身につけることであって、プレゼンテーションとはなんぞや?を学ぶためではないのです。

 予習スライドを作成する前に、これまで勉強したことを思い出します。「なぜプレゼンをするのか?プレゼンの目的を押さえる」「聴き手にどのような状態(気持ち)になってもらいたいか?」「聴き手はどんな人なのか?聴き手の状況は?今回のテーマに対する認識は?何を知って何を知らないのか?」「何を伝えるか?」「聴き手の疑問は何か?」「どのように伝えるか?ストーリーラインは?」。

 いろいろ考えなければならないのですが、今回与えられたプレゼンの状況は、たった3枚のスライドで行うとのことです。上手にまとめなければ聴き手も納得してくれないでしょう。

 本日の読書は『グロービスMBAで教えているプレゼンの技術』の Chapter4 Section1 スライド作りと演出を考える、です。スライドを作る前に、まず上述のプレゼンの目的、聴き手の理解、導き方、ストーリーラインの骨格を決めます。

 ここで、スライド作りの原則として、「一枚のスライドに一つのメッセージ」が望ましいとのことです。プレゼンの間中、スライドは聴き手の目に触れっぱなしのため、一枚のスライドに複数の論点を盛り込むと聴き手の施行の流れが混乱しやすいとのことです。

 次に、スライドの基本的な構成要因として、タイトル、キーメッセージ、ボディがあるとのこと。もう長い年月、タイトルとキーメッセージをまとめてました。これらの間には整合性があるようにしなければなりません。グラフとメッセージ、写真とメッセージに整合性がとれているかどうか、注意が必要です。

 そして、聴き手から見たときのわかりやすさを追求することが大切です。しかも徹底的に。注意点として、①フォントは十分な大きさで、②メッセージは(短く絞れるのならば)文字で入れる、③強調線や色づけでは残り部分とのギャップで目立たせる、というものが挙げられます。

 一般的にフォントの大きさは18ポイントが無理なく読めるギリギリだそうです。もっとも小さい字でも18ポイントにする。なるほど。強調や色つけは、「目立たせたい部分を目立たせる」ことに絞って使うべき、と。なるほど。

 以前、ACP(米国内科学会)の本部の講演会で、プレゼンスライドで使用する英字はArialに統一しましょう、と教わったことがあります。英語力がないのでその理由を詳しく聞き取ることができませんでしたが、いろいろ知っておくべきルールがあるみたいです。

 今回、本から学んだことは当たり前と言えば当たり前なのですが、それを当たり前に実行することが難しい。学習+スキルを身につける(実行)を毎日続けて行きたいと思います。

 ちょっとずつではもう間に合わない…。

 ファイナンス基礎の成績が発表されました。”A”。初の A です。ちょっと自信が出てきました。なんせマーケティング経営戦略基礎、アカウンティング基礎はひどい出来でしたから。

新メンバーで開始!

 10月1日、転勤していった2名の部下の代わりに、さらに若く経験の浅い2名が新しい部下として配属されました。やる気には満ち溢れていてありがたいですが、そのやる気を持続させることができるか少し心配もあります。

 新しいメンバーを指導するのに時間が必要になり、本を読む時間が少なくなります。早く鍛えることと、自分の勉強の時間を確保すること。永遠とも思える課題です。みんな上手に自分の時間を管理しているんだろうな。

 明日から頑張ります!