「空腹」こそ最強のクスリ を実践して

 記載するのもテイコウ強いのですが、頑張って書きます。

 若い頃は痩せ型で、太るということに無頓着でした。30歳半ば、中堅医師となり大学病院勤務となった頃から、終電生活、睡眠を削る日々を過ごすようになり、あれよあれよと体重が増加。その後もいろいろダイエットを考えましたが上手くいかず、30代前半では70kg程度であったのに約10年でなんと87kgまで増えました。久しぶりに合う人には別人のようだと言われ、苦笑いされてきました。

 これは、人材マネジメントができない以前の上司(教授)のストレスが原因だと今でも思っています。あの教授に関わらなければ・・・。

 仕事のストレスが強く、しんどいことも嫌いなのでダイエットを半ば諦めていたのですが、なんとなくで登録していた本の要約サイト flier (https://www.flierinc.com/) をパラパラめくっていると、上記の本を見かけました。ざっくり言うと、16時間食べない時間を作れと。

 オートファジーという生体機能を用いた方法だとか。オートファジーでノーベル賞(東京工業大学 大隈良典栄誉教授)が出た話は聞いていましたが、詳しい内容は知りませんでした。無価値に近い自分の研究に必死で。

 まあこの10年間、非常に多くのひとに笑われ続けました。自由に好きなものを食べ、ろくに運動もしなかったので仕方がないことですが、ビジネス界では体型維持や体調管理も信頼の証とか、格好良く聞こえるようなちょっと腹立つようなメッセージが流れているので、それならやってやろうとオートファジーダイエット(16時間食べない)を始めました。

 実は始めたのは2月10日。ちょうど一ヶ月前からです。

 オムロンの体重計(www.amazon.co.jp/dp/B01N30PYL5)も購入し、毎日体重をつけています。おおよそ3日に1回、16時間絶食に失敗しています。我慢できなくなる。一度食べてしまうと止まらない。そこでタイムロッキングコンテナ(www.amazon.co.jp/dp/B00JGFQVR6)とやらも購入しました。食べ物を無理矢理入れて、10時間後くらいに開くようにスイッチオン。無理矢理です。

 体重は最初の1週間で3kgほど減りましたが、そこからが減らない。よくよく昔を思い出すと、大体ダイエット開始1-2週間で体重がある程度減るものの、そこから体重は減少せずそのうちにダイエットを忘れるという日々を繰り返していたことに気づきます。そう、今が一番大変なとき、我慢するときなのでしょう。なんとか1ヶ月が過ぎ、この記事を書いている今、83kgを切るようになりました。

 体重減少の鈍化について考えました。これから先も順調に昔の身体に戻すためには、周りから『ショートスリーパー』扱いされる日常生活の改善と、筋力トレーニングが必要だと感じています。食べなければ痩せるとは言え、まず落ちるのが脂肪ではなく筋肉。代謝を落とさないためにも適度な運動を心がけます。しかし父親が43歳で脳卒中を起こしており、筋トレ⇒血圧上昇⇒私も脳卒中という流れがちょっと怖い。

 そして、よく寝よう。これまで1日平均4時間ほどの睡眠でやってきましたが、短い睡眠でこれまで仕事をこなしてきたのは明らかに経験でカバーしていたためであるとわかりました。グロービス関連など、新しいことを学ぼうとすると、明らかに勉強の質が悪い。でも起きていたいことも多いんだよな・・・。

 仕事もブログも急にシャットダウンした既往の持ち主ですが、もう少し、もう少し、今のダイエットを続けてみます。

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